まずは不要なものを減らしていくことから

キッチンや押し入れと同じように、だんだんと物が増えていって収納が足りなくなるのが靴箱です。
人の出入りが一番多い玄関付近で、物がごちゃごちゃしていると、なんとなく気分が悪いですし、無駄なスペースの使い方となってしまいます。

靴箱をきれいにするためには、なによりもまず不要なものを処分していくという習慣を着けることです。
一年を通じて使わなかった靴は処分してしまう、買った時にくれるボックスは基本的にはすぐに捨てるということを心掛けましょう。
また、ケア用品は一つにまとめて無駄なスペースを取らないようにして、重複して同じものを持っているのであれば、一つにして他は処分しましょう。

突っ張り棒を使うなどして収納方法に工夫を凝らす

靴箱のサイズを広げるというのは現実的に難しいので、収納のスペースには限界があります。
そこで、同じスペースをより効率よく使えるような工夫をしなければなりません。

一つの方法は、靴箱の棚の間隔を全体的に狭くして仕切り板を多くするというものです。
上手に同じ高さの靴を集めるようにすれば、それぞれの段の高さを低くして、段を多くすることができますので、より多くの靴をしまえるようになります。

また、靴箱の中で突っ張り棒などを使ってさらに収納できる量を増やすこともできます。
棚の後ろの方の空いているスペースに突っ張り棒をかましたり、靴箱の扉の部分にフックを使って棒を渡し、そこに軽めのスリッパなどをはさむことによって、第二の収納スペースを作れます。
こうすることで、同じ面積でもかなり入れられる靴の数が増えますので、すっきりと靴箱を整理することができるようになります。

外に靴を放り出すのをやめるだけで全然雰囲気が違う

玄関付近が乱雑な感じがする大きな理由は、靴箱に靴をきちんとしまわず、靴を放り出しておくことにあります。
そのため、外から帰ってきたら必ず靴は靴箱にしまうという習慣を着け、ちょっとしたサンダルのようなものだけ、少なくても毎日のように履く靴だけ外に置くという決まりを作るようにしましょう。
見た目にかなりすっきりしますし、きちんと靴箱にしまうことによって、靴箱の中をきちんと片付けないとというモチベーションを持てるようにもなります。

玄関や靴箱というのは、意識しないとすぐに乱雑になってしまうものですので、自分の中で決まりを作って管理することがとても大事です。
そして、その習慣を維持できるように、効率的で簡単にしまえる方法を考えることも重要です。
上記のようなちょっとしたことで、かなり靴箱の収納が楽になってきれいになりますので、一度試してみることをおすすめします。