アンペア数の契約を下げる

家計の節約のために、電気代を抑える努力をするというのはかなりの効果があります。
毎月のことですので、節約分が積み重なると大きな額になりますし、そもそも家庭によっては電気代は節約できる部分が大きいからです。

まず、自宅の契約しているアンペア数が下げられないかを考えてみましょう。
アンペア数を下げることで、基本料金が毎月数百円下がることになります。
そして、アンペア数が下がることによって、ブレーカーが落ちやすくなり、その分あまりいろいろな家電製品を同時に使わないようにと意識するようになり、自然と電気の節約ができるようになるのです。

無駄な待機電力の消費をできるだけ抑える

テレビやパソコン、電子レンジなどの家電製品は使っていなくてもコンセントにつながった状態では、待機電力を消費し続けています。
待機状態にしておくことで、ボタンを押した時にすぐに使えるようにするという目的がありますが、無駄な電気を使っているというデメリットもあります。

そのため、この待機電力を減らすことで電気代を節約できるようになります。
とはいえ、いちいち毎回すべての家電製品のコンセントを抜くというわけにはいきません。
そこで、電源タップにオンオフのついているものを選ぶと良いでしょう。

すぐにまた使うというのでなければ、タップのスイッチを切ることでまとめて待機電力をオフにすることができます。
少なくても仕事などで外出する時や寝る時などはスイッチをオフにして、無駄な電力を使わないようにしましょう。
その際には、予約タイマーがある炊飯器などは別にしておいて、うっかり予約を無効にしてしまうことがないように気を付けます。

電力消費の大きい冷蔵庫やエアコンを節約する

待機電力など、細かい電力を節約するのも大事ですが、冷蔵庫やエアコンなど電力消費が大きいものに注意するのも大事です。
冷蔵庫の場合は、設定温度を少し高めにしてあまり冷えすぎないようにするという工夫ができます。
また、冷蔵庫の中に物を一杯にすると冷蔵能力が下がってしまうので、ある程度スペースを作るのも役立ちます。

エアコンは設定温度を上げると同時に、タイマーなどを上手に使って無駄な運転をしないようにしましょう。
また、かなり気温が高い時などは、ちょっとした外出時にエアコンを切ってしまうよりは点けっぱなしにしておいた方が電力消費量が少ないということもありますので、賢く使うことがポイントとなります。
エアコンの使用に関しては、熱中症のリスクなどもありますので、節約のことだけでなく健康を守るという観点からも、無理にエアコンの使用時間を減らすことばかり考えず、平衡の取れた使い方をする方が良いでしょう。