お風呂のガス代が高く付いていることが多い
家庭のガス代は、キッチンとお風呂がほとんどです。
特にお風呂は、大量の水を沸かすわけですから、毎日かなりのガス消費量となります。
そのため、浴槽に張るお湯の量を2割程度減らすなどして、ガスをできるだけ使わずに済むようにしましょう。
また、家族が何人かいる場合は、次の人が入りまでに時間が空いてしまい、その間にお湯がぬるくなって追い焚きをするということを繰り返すかもしれません。
これはガスをかなり無駄に使う理由となりますので、家族みんなで協力してできるだけ間隔を空けずにお風呂に入り、追い焚きを減らすことを心掛けることができます。
さらに、浴槽のフタを必ずすることや、お湯の表面にアルミ箔がついたものを浮かべるなどして、お湯が冷めてしまうのを防ぐという手段をとることもできます。
プロパンガスなら使用する会社を選ぶことも大事
使用しているガスが都市ガスであれば、ガス会社を変えるというわけにはいかないかもしれませんが、プロパンガスを使用しているのであれば、会社の選択肢がいくつかあるはずです。
プロパンガスはある程度相場が決まっているとはいえ、ガス料金や基本料金などが会社によって若干違うものです。
まずは、自分の住んでいる地域でサービスを提供しているガス会社の情報を集めて、どこが一番安いかをチェックするようにしましょう。
プロパンガスの場合は、元々のガス代が都市ガスよりも高くついてしまう傾向が強いので、会社を変えることでちょっとでも安くあげる方法を探すのはとても大事です。
差にすると、毎月数百円程度の違いかもしれませんが、積み重なると大きな額となりますので、面倒に思えてもガス会社の比較と変更を行うようにしましょう。
キッチンでのガス使用を考える
お風呂に引き続いてガスを使うのがキッチンです。
お湯を沸かす時などは、ガスより電気を使った方が安くなる傾向にありますので、電気ケトルを使ってお湯を沸かす習慣に変えるのも一つの手でしょう。
もしくは、普通にレンジでお湯を沸かすよりも給湯器を使った方が熱効率が良く、よりガスの使用量が減ります。
そのため、給湯器のお湯を使うということを優先させ、かなり沸騰させて使いたいのであれば、まず給湯器のお湯を出し、それをガスレンジで沸かすという方法を採ることができます。
調理をする時には、使う材料の大きさや量に合わせて適切な大きさのフライパンや鍋を使うということも大事なポイントです。
大きなフライパンに少しだけの材料というのでは、無駄にガスを使う原因となってしまうからです。
キッチンのガス使用は使い方次第でかなり変わってきますので、節約しがいがあります。