水とビー玉

水場まわりは風水でも特に重要な場所です

間取りによって運気を良くも悪くもできるのが風水ですが、特に水回りについては細かく定められているようです。

住宅の間取りを考えるときに一番難しいとされているのがトイレとお風呂です。
というのもトイレの置き場は吉となる方位がないので、悪いなりにどのように住宅の位置を考えてつけるかという悩ましい選択をしていかないといけないからです。

これは風水に限らず家相を見た時もだいたい同じで、トイレには「陰の気」と言われるよくない雰囲気がこもってしまいがちと言われます。

で風水の基本は方位によって吉を凶を判断していくということなので、方位的にどうしても悪い位置にある場所についてはこまめに掃除をするなどして運気が停滞しないように中の人が努力をしていく必要があります。

トイレやお風呂場に次いで配置が難しいとされているのが台所・キッチンです。
キッチンまわりはどうしても水を日常的に使用していくことになるので、家の傷みを作りやすくなってしまいます。

古い家屋を解体してみると、最も建材に傷みが見えるのはトイレやお風呂場で、キッチンはそれに次ぐものとなっているので、カビや湿気対策は普段からしておくべき項目と言えます。

風通しをよくすることが何よりも重要

風水や家相に関わらず、キッチンで重要になるのは「通風」です。
キッチンには食材となる野菜や果物を多く置くことになりますが、このとき風通しが悪い湿気た場所では傷みが早くなります。

風通しを良くするためには家具の位置を窓の位置を考えて置くようにするとともに、途中に余計なものをおかずに動線をしっかり活かすということが大切になってきます。

この普段からの片付けが風水的にも重要になっており、何かと物が増えがちなキッチンにおいて、使用したものはすぐに洗って片付けて常に清潔を保って置くことにより運気の停滞を防ぐことができるとしています。

風水的によくない行動の例としては、まず「包丁が出しっぱなしになっている」ということがあります。
包丁以外の調理器具が出したままになっているのももちろん良いことではないですが、包丁という切れ味のよい刃物が出っぱなしになっていることにより、人間関係に悪影響が及ぼされると言われます。

またキッチンの中でも幸運を呼ぶポイントとされているのが冷蔵庫です。
冷蔵庫は風水では「幸運の入り口」と言われており、内部をキレイにしておくことにより幸運を呼び込みやすくできます。

冷蔵庫の中にいつまでも古い食材が入ったままになっているということも悪い例で、常に整理整頓をして内部の風通しをよくしておくことによりキッチンから幸運を家庭に呼び込んでいくことができます。